球数制限の是非|高校生を守るためには絶対に必要?

球数制限の是非|高校生を守るためには絶対に必要?

高校野球は近年人気がさらに高まっていますが、一方でさまざまな問題や議論も抱えています。

その中の1つとして頻繁に挙げられるのが、ピッチャーの球数問題です。

昔に比べて気温が高くなっている現在、投手は過酷な環境でピッチングをすることが強いられています。

そんな状態の中、高校野球において「投げ過ぎ」た結果、後のプロ野球人生に影響を与えることも少なくないのです。

これからは、球数制限を導入するべきなのでしょうか?

今回は、球数制限の導入に関する内容を解説します。

投手は厳しい

昔の高校野球といえば、絶対的なエースが存在し、1人で投げ抜くというパターンがほとんどでした。

駒大苫小牧高校の田中将大選手や、早稲田実業高校の斎藤佑樹選手がその典型例ですね。

最近では、金足農業の吉田選手が挙げられるでしょう。

しかし、近年は「異常気象」と呼ばれることもあるほど、夏の気温が高くなっています。

その影響もあり、試合中に足をつってしまうことや、脱水症状を引き起こす選手も増えてきました。

このような状態もあり、ここ最近の高校野球は複数の投手で逃げ切ることがほとんどです。

数年後の怪我につながる

なぜ投げ過ぎが危険なのか、それは数年後の怪我につながるからです。

その典型例が、早稲田大学時代の斎藤佑樹選手でしょう。

凄まじい活躍をした斎藤選手は、大学1・2年生の段階でエースとして活躍しました。

ところが、大学3年生の段階から少しずつ怪我が増え始めてしまいました。

そこからは満足のいく投球ができず、登板機会も減ってしまうのです。

必ずしもそうとは言えませんが、この原因には高校時代の投げ過ぎも影響していると言われています。

球数制限を導入した場所も

このような影響もあり、一部の都道府県では球数制限を導入したところもありました。

結局この取り組みはなくなったようですが、私は英断だったと思います。

タイブレークの導入は引き分けを防ぐために効果的だと思いますが、延長戦にならなければこの制度は意味がありません。

高校生の将来を考えるという意味では、球数制限を導入するほうが優れていると考えています。

もちろん、高校で終わりにしたいと考える選手もいるので、その点は指導者がよく考えなければいけないでしょう。

終わりに

今回は、「球数制限の是非|高校生を守るためには絶対に必要?」と題してお送りしました。

100年の歴史を迎えた高校野球は、ある意味で転換点にあるのかもしれません。

高校野球の人気が落ちていることもあるので、何かしらの対策をしてほしいですね!